2003年1月26日 樋口了一 インストアライブ in PALS21 ( ゲスト < と言うか司会 > : 鈴井貴之・大泉洋 )

いつもの事なんですけど、今回は特に ! トークの内容などにはかなーり自信がありません。
大盛況の会場でかなりの酸欠状態のため、朦朧としてました(笑)

これまたいつもの事なんですが、発言などは
「こんな事を言った」ニュアンスでお読み頂ければ幸いです。

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少し早めに会場へ。
すると別のアーティストのインストアライブの真っ最中。

これが終わるまでは並ぶこともできずに、ステージ近辺で待つしかない。
待つ間にもどんどん人が増えている。

早く来たも遅く来たもあったもんじゃありません。

いつも思うのですが、PALS21さん、もうちょっとうまく会場整理できないかな〜と。
あの狭い場所で人が溢れるなか、少人数対応なので色々キツイかもしれませんが・・・。

そんな感じでしたけど、「前の方を押したりした人は退場」ときつく前置きして
あのすし詰め状態で事故も無く、無事に客入れ終了。

その時点で午後4時40分くらい。
足を少しずらすのも難しい状況で、かなりの熱気と酸素不足 !
この状態であと小一時間待つのかぁ〜〜〜!! と思うとげんなりでしたが、
5時になると会場に
「1/6の夢旅人2002」が流れ、否応無しに気分が盛り上がる。

マイクテスト。
向かって左から、樋口さんマイク、ギターマイク、鈴井さんマイク、大泉さんマイク・・・

しまった ! ツートップが私のいる場所からは死角だわぁ〜〜〜!!
でも背が高い二人の事だからきっと大丈夫。
それに今日のメイン、樋口さんはよく見えそう♪ やったね。

5時20分頃、樋口さんがリハのため現れる。

と。フラッシュがひとつ、ぴかりと光る。
「えっ!?」と思いました。
カメラOKのお達しの前に撮るのはマナー違反ですよぉ〜。

樋口さん、ステージ前30センチほどに詰め寄った観客の人垣にうろたえる(笑)

おろおろしつつも、ちょいとギターをかき鳴らしてリハ。
ギターに合わせて 
「こーんにちーはー♪」
場内ちょい笑い。

第一印象。 「こんな人だったんだ」

昔のサイコロの旅のビデオでしか見たことがないから、
正直はっきりとは覚えてなかったのですが、なかなかどうしてかっこいい方でした。

少し長めの白髪まじりの髪を茶色に染めて、いい感じのグラデーションになってて、
もみあげから顎までひげをたくわえていて、でもムサくないんですねー。
黒のレザーパンツに、Tシャツの上に更に茶のニットのジップアップを着てらっしゃったんですけど、
この会場ではかなり暑いと思われるいでたち。

短いリハが終わり、樋口さん
「ええと・・・どうしよう・・・( おろおろ )  またあとで来ます」 (笑)

樋口さんがステージ後ろのアコーディオンカーテンの中に消えると、
約10分後、スタッフの方から注意事項の説明。
「これから出演者が登場しますが、カメラ、録音機器などは一切禁止です。携帯のカメラも禁止です。カメラを見かけたら、出演者はその場で帰ると言っています。」
と、カメラをしまうように促す。
・・・なのにカメラをひっそり構えている方がいらっしゃったみたいです。
お友達から教えていただきました。
イベント中にフラッシュが光る事はなかったのですが、
ひやひやもんですよ、どうかやめてください(泣)

ともあれ、鈴井さん、洋ちゃんの登場 !

鈴井「ホントにたくさんの方においでいただきありがとうございますー。後ろの方にちびっこも来てくれてますね。あぁ〜、これじゃ見えないねぇ、こめんね」

鈴井さんの紹介で樋口さん再登場。すぐ椅子に座ったので

洋「後ろの方、全然樋口さん見えてないでしょう〜 ( ニヤリ ) だめですよ樋口さんっ、こんな大勢の前でちんちん見せたらっ ! 」

まずは思い出話。

樋口さんがどうでしょうに出演した時の話。

洋「あれはサイコロなにの時だっけ」
鈴井「3かなんかじゃない?」
洋「ああそうだ ! 俺『ばれんちの』の時だもの〜 ! 」

ValentinoではなくBalentinoのジャケットを着ていた時のやつですね(笑)

洋「( ばれんちののジャケットは ) 韓国に家族で行った時に
『これニホンではたかいよ〜、さんじゅうまんするよ〜、うちさんまんね〜』
と言われて、それは安い ! って買った」

鈴井「そして淡路島で『雪面の飛び魚』だったでしょ〜。それが今じゃこれだもの」

と、鈴井さん、本日の洋ちゃんのお召し物を上から下まで舐めるように見る。
洋ちゃん大爆笑。
銀歯とのどちんこ見えました(笑)

ちなみに今日の洋ちゃんのファッションは、
マルチボーダーのカットソーの上にチャイナ風のグレーのジャケットを着て、黒のパンツ。
時計もまた新しい物と思われる、おされ〜な感じのもので、左手中指にハードなシルバーリング。
鈴井さんは紫 ( だっと思う確か・・・ ) のフェイクレイヤードのTシャツ。袖部分はボーダー。
Tシャツはちょっとよれってましたが(笑) お疲れだったんでしょうか。
そういやもみあげが巻いてたな。
で、パンツは黒でした。

樋口「僕ん家に来て、丁度『ANNIVERSARY SONG』のレコーディング中だったから東芝EMIのスタジオに行って、大泉くんが試しにレコーディングして」
洋「そうだ、樋口さんの家に遊びに行くという企画で東京行って、結局そこからまたサイコロの旅で。
これ今のコ知ってるのかなー? その時の放送見たって人いないでしょう。見た人手を挙げて」

私はけっこう前の方だったんで全体的にどうだったか分かりませんが、
私の位置からは1/3くらいの方が挙手しているのが見えました。かく言う私も。

洋「・・・君達なかなかやるな。」

だって「今のコ」じゃないもん。

サイコロの旅の時に、ロケに出ている鈴井さんのピンチヒッターとして、ゴイスを一週間担当した樋口さん。
その時に応援歌を作ろうという話になり、出来たのが
「1/6の夢旅人」。

洋「あれはホントに鈴井さんと僕の応援歌でしたよね〜。
海が見えると必ず僕が『じゃがじゃんっ ! 』と言って、『あったらしぃ〜いぃ〜』と歌いだす。」

これはいい曲だとふじやんが気に入り、いち早く番組でも使おうという事に。

洋「あのヒゲはなんでも早いんだ。曲使うのも早いし、泣くのも早い。食べるのも早いでしょ。」

鈴井さんから、最初に歌う曲の紹介。

鈴井「この『WORDS OF LIFE』 ( こう聞こえたのですが、念の為曲名を調べてもわかりませんでした・・・ ) という曲はコラボレーションで・・・」
宙を眺めていた洋ちゃん、仰天した様子で
「あなた!?」と鈴井さんを指す。
鈴井 ( たっくん風に) 「ちが〜う、僕歌ってな〜い ! (笑)」

どうでしょうも始まる前の話、
ゴイスでリスナーとコラボレーションするという企画がらあったらしく、
リスナーから寄せられたお便りを基に樋口さんは曲を、鈴井さんはお芝居を作ったそうです。

その時できたのがこの「WORDS OF LIFE」という曲で、鈴井さんは顕ちゃんを主役にしたお芝居を一本書いて、今は無きマリアテアトロで上演したそうです。

洋「あーあー、やってたな〜そんなの ! 」
鈴井「どうでしょうも始まる前ですよ」
樋口「結構北海道に来てて、モザイクにも僕なんかが20分以上も出ちゃって、見てる人わかんないだろうって」
洋「そうそう、その時樋口さんと会ったっていう話を安田から聞いてたのに、( ゴルゴルゴでゲストに来てくれた時に ) 安田に会った瞬間、樋口さん『初めまして』って言っちゃって(笑)」

樋口さん言い訳。
「ファンの方からホワイトストーンズのビデオを送って頂いて、それで安田さんの芸を拝見していて
是非お会いしたと強く思ってたから・・・」

芸のインパクトが強いあまりに、人物像が一致しなくて思い違いしちゃったんでしょうか(笑)

鈴井さん話を戻す。
「すごくいい曲です。初めて聴いたときに思わず泣いちゃいました」

鈴井さん洋ちゃん退場で、ミニライブ開始。

ひとりきりにされた樋口さん、戸惑いがち。

「今やる曲は、アニバーサリーソングを作ろうという事で、
よくありがちな楽しいイメージのアニバーサリーソングではなくて、せつない感じの曲にしようと思いました。
鈴井さんからもお話あった通りに
ゴイスに送られてきたリスナーさんのお話を基に作ったんですけど、
ある釧路の主婦の方から送られてきた話に僕も鈴井さんも感動しまして・・・
これでいこう ! という事になり、できたのがこの『WORDS OF LIFE』という曲です」

と前置いて歌います。

せつなく悲しい感じのいい曲でした。
今回3/5に発売される「1/6の夢旅人2002」にカップリングされるので、是非聴いてください。

曲が終わり、次の曲に行く前に。

「・・・人垣が津波みたいですね。すごいせまってて。僕今日絶対津波に襲われる夢を見ます(笑)
こんな状況にふさわしくいなかもしれない、スローな歌ですけど」

と2曲目。

エレンディラ 」という、ある実在する小説を基にした歌だそうです。
「是非読んで」と、小説家のお名前をおっしゃってたのですが、忘れました(汗)

ギターの音が切れてサイレントになった時、
ノックの音を表現してギターのボディを 「コン、コン、コン」と軽く叩く音が印象的な、しっとりした歌でした。

そして「お待ちかねの」
1/6の夢旅人2002。

最初は
「正月気分が抜けきらない夢見る人の歌ですか、なんて訊かれた」そうです。

「最初のバージョンもいい曲だったんですけど、でもジャニーズに曲提供して(・・・ごにょごにょと言葉を濁す)
僕ね、どうでしょうがまだ終わってなかったなんて思いもしなくて。
だって普通深夜のバラエティーなんて1クルーとかでしょう。
曲作ったのが96年とかの話なのに、藤村さんから連絡が来て、
『今回最終回で流したいので、新しく作ってくれませんか』って言われて、
『えぇっ、まだやってたの!?』って(笑)
それでHPとか見たら、たくさん支持頂いているようで嬉しかった。
でもその分、新しい曲を作ってその反応に不安はあったんだけど、
よく聴いていただいてるみたいでよかったなぁと思います。
2番の歌詞にあるように

『辿り着いたら そこがスタート』

最後に新しい事が始まるというのは、縁起がいいのではないかと思います」

そして手拍子と共に始まる「1/6の夢旅人2002」。

前の2曲とうってかわってリズミカルに謳いあげる樋口さん。
案の定汗だくに。やっぱりそのニットは暑いてば(笑)

しかしこの曲が生で聴けるとは・・・ありがちだけど、感動した !

曲が終わると、再び鈴井さんと洋ちゃん登場。

洋「いや〜後ろで聴いてて思い出しちゃった。泣きそうだった。ホントにいい曲を作って頂きました。
この曲が無かったら、最終回のエンディングでは何がかかってたんでしょう。
あの場合やっぱりニャンの歌ですよね。
『べぇとなむぅ〜、ほーちーみん♪』って」

鈴井「締まらないね(笑)」
樋口「あのエンディングは、すごくいいプロモーションビデオを作ってもらったみたいで(笑)
藤村さんの泣き声が一番でかかったですね」

洋「でかいでかい ! 僕と藤村さんは朝からダメでしたからね。
『じゃあ ! ・・・・ううっ(泣)』って」

洋ちゃん、大きく涙を拭う仕草(笑)

樋口「僕は藤村さんと大泉さんが泣いていた場面で、鈴井さんを見てたんですよ。あぁガマンしてるなぁって。」
鈴井「あぁれは卑怯だよ〜。あれで僕まで泣いたらダメでしょう」
洋「だめだめ ! 」
鈴井「僕泣きたいのにガマンするしかないもの〜 ! 」

今まで、主にジャニーズなどへの曲提供の仕事が多かった樋口さん。

洋「じゃあ今度僕にもちょっと・・・」

曲提供をせがむ洋ちゃん。

鈴井「あれですか、大泉ベストに」
洋「入れたいです」
鈴井「もうだいぶ ( 持ち歌が ) たまってきてますもんね」
洋「けっこうありますね〜。ただ僕は場合はベストと言っても全部入りますけど。
僕だって・・・ねぇ」

鈴井「もういいかげんやめなさいよ、北の・・・とか言うのは〜 ! 」
洋「なぁんでだよっ !  コレの話かい?」

親指と人差し指で○を作って低く差し出す。

「いいよ僕払うよ ! それくらい持ってんだ ! 福社と相談して出すもん出すよ !
・・・僕らのところほんとちっさい企業ですね〜」

鈴井「じゃあそこのところ福社と話し合って」
「なぁんだよっ !! まーた事務所稼ごうと思って ! 」
鈴井「もうそういう事言うのやめてください ! 事務所だけ大もうけしてるみたいな事言って !
本当にそうだと思われちゃうでしょう〜。 もう絶対いつかお前ら全員の給料公開してやる !
『こんだけもらってんだそ』って ! 」

真っ赤になって大笑いしながら、ばしばしと鈴井さんの背中を叩く洋ちゃん。
ホントちっさくて仲のいい企業です。

鈴井「全然関係ない話になってますけど(笑)
これからご自分の活動にも力を入れていくんですよね」
樋口「やっぱりね、他人のために書く曲というのはダメなんですよ。
自分の為に書いていい曲ができて、それを偶然他の方が歌うというパターンでないと。
だからこれからは曲を書いて、全国をライブで回ります」

洋「という事は、札幌にも」
樋口「200パーセント来ます ! 」
洋「この場で『いえ〜、来ませんね』とは言えないですよそりゃ」
樋口「(笑) でもね、札幌で何かしたいという事で、4日間の滞在の間に2曲札幌でレコーディングしたんですよ」

そろそろ締めの段階に。
鈴井さん、「1/6の夢旅人2002」の予約を促す。

「と言うのはね、ホワイトストーンズなんかの時みたいに初版が売り切れて第二版まで待たなければいけないという場合もありますから。是非予約をしていって、
そして『Fallin'』もまだ売ってますから ! もう買ったよという方は
お父さんお母さんにもう一枚 !

鈴井さんと洋ちゃん、息もぴったりに二人で拳を前に突き立てて、右に左に是非 ! 是非 ! とアピール。

・・・残ってんですね(笑)

鈴井「まだまだ話し足りないという感もありますけど、この続きは、」

声がたっくんに。

樋口「声が変わるんですね(笑)」
鈴井「明日、月曜日のゴイスで是非 ! 」
洋「宣伝宣伝だ」
鈴井「(笑) 明日の6時台のゴイス、樋口了一さんをゲストにお迎えしてお送りしますので、
是非聴いて頂きたいなと、思います」

そして樋口さんを送り出し、鈴井さん締めに。
鈴井「じゃあ最後に大泉くんからも一言」
洋「( ハァハァ ) え〜、今日はね、ホンット〜にありがとうぅ〜 ( 前髪ふぅ〜 ) 」

ライブ終了後のアーティストをひとしきり演じて、最後に苦笑い(笑)

そして約30分のイベントは全て終了したのでした。

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ええと、今回は子供を連れてなかったせいもあって、書いてみれば以外とトーク内容がたくさん思い出せました。
しかし順番にはかなーり自信がありません(汗)
文章にするにはまとまりがつかなくて、意図的に入れ替えた部分もあります。
ご了承ください。

そして最初の方のトークも全っ然思い出せないんですよね〜。
多分ものすごく久し振りに間近でツートップを見たせいだと思います(笑)
しかも洋ちゃんがあの、客席と30センチも離れていないコンパクトな空間でトークというのは
かなり珍しい事だったのではないかと思うと余計。
「収めとこ収めとこ ! 」と思って見る事に集中してました。
そんなに食い入るようには見つめてない・・・と思う、多分(汗)